副医院長ブログ

子供の外傷③

最近、歯をぶつけたりして、抜けた場合の対応で新たなガイドラインが出たので紹介します。

たまに、転んだり、ぶつけたりして、強い衝撃が加わると、しっかりとした歯が抜け落ちることがあります。

すぐに戻せれば、またくっついて使える場合が多いです。(場合によっては歯の神経の管の中の掃除が必要ですが)

すぐに戻せない場合は僕らの歯学生の時は、抜けた歯は水洗いせず、牛乳につけて置くと良いと教わりました。

最近、日本蘇生協議会のH27年のガイドラインによると、抜けた歯をつけて保管しておく液体は牛乳以上に良い材料があるとのことです。

それは卵白。

ただし、手に入らない場合、抜けた患者さんが卵アレルギーの人の場合は牛乳が適しているとのことです。

 

一般家庭にはないですが、歯牙保存液(2000円程度2年有効)というものも、販売されており、歯が抜けるような外傷の事故が多い環境のところには置いておいてもいいかもしれませんね。

 

寺島歯科医院

TAGタグ